ワンピースの57巻を読み始めたらちょっと止められなくなって、60巻まで読んだ。3回か4回ぐらい泣いてしまった。通ってるリハビリの理学療法士さんがいろいろ教えてくれるので、あらかた何が起こるか知っていたものの、めちゃくちゃ面白い。ルフィたちの少年時代の話は、2026年に初めて読んだ俺にとっては、パレスチナやガザのことと重なって読める。パレスチナやガザのことは、戦争が起きたことによって俺が最近知っただけで、昔から問題であり続けていたことなので、尾田栄一郎はそんなことも当然知って書いていたのかもしれない。普遍的な、権利や支配、人間の醜さと面白さ、人生の良さや悪さの話だ、ワンピース。ネタバレ警察は強いストーリー、強い創作の前では無力、無意味だということがよくわかる。来週、リハビリに行ったときに、読んだことを伝えたら、続きがどうなるかまた教えてくれるだろう、そして、続きを読んだらまた感動するだろう。
手話広場。地域で手話を勉強してたり、サークル活動をしているなかでは、自分は「若い男性」として、珍しいというか、子ども扱いというか、「若い人たち、せっかくだからどんどん質問しなさいよ」みたいな扱われ方をしがち。今年40歳だが…。俺はそういうとき、特に聞きたいことがなくても、なんとなく場の空気的に誰かがなんか聞くと丸く収まるなという感じで、無難な質問をすることがある。だれもいなければ、そういう役割をやる。働きアリの2割はサボり、その2割を取り出すとまたその2割はサボるみたいな話を思い出すが、ホントそうだと思う(?)。俺は基本サボりアリだけど、その属する集団の雰囲気で、「俺が働かなきゃ」みたいな気持ちになるタイミングがある。
ねずみの初恋もひまてんも終わろうとしてるな、俺の癒やしのラブコメたち。ねずみの初恋は最初から今までずーっと面白くてすごい。代わりと言ってはなんだが、モーニングで面白そうな漫画が始まりました、「アクトクの楽園」。ラブコメではない、アウトローもの。ねずみの初恋と入れ替わりと考えたら、ラブコメと言ってもいいかもしれない。跳ねる予感しかしない。原作の伊咲智太さんという人、ググると、ジャーナリストらしいが、プレジデントオンライン記事が1個見つかるだけで、謎の人だ。記事はかなり読み応えがあって、本格派を感じた(斜め読み)。ジャンプには、グリーングリーングリーンズの作者が帰ってきてうれしい。今週の漫画を一通り読んだ。
ワールドカップはじまってた。ブラジル対モロッコを見た、めちゃくちゃ面白い。ブアディ。次はハイチとスコットランドの試合があり、ハイチのことをXで流れてきたポストで知り、軽くググると、応援せざるを得ない気持ちになる。昨日のJリーグオールスターも良かったし、メジャースポーツ、サッカーの持つ得体のしれない可能性、ピースでホープな力を感じる。
今日、手話サークルに行ったら、会長がわざわざ持ってきてくれて、貸してくれた本。トリセツ。西野カナがオリジナルの表現だが、やはり、ウッとなる。キモいだろう。モノ化。擬人化の反対、擬物化。自分をモノ化してパートナーに差し出すというその歪んだ献身性みたいなところで、オリジナルのキモさが突出している。社員や同僚のことを「リソース」「労働力」というのと同様かちょい上のやだみ。「トリセツ」を言い換えるとしたらなんだろう、「特徴」かな、ろう者の特徴、あるいは「ろう者と接するとき気をつけるべきこと」と言うと良いだろう。西野カナも「私と付き合うにあたって気を付けてほしいこと」というタイトルで曲を出したほうが、男が女をモノのように扱う古い家父長制的なものを想起せず、ストレートで良かっただろう。
見たら読みたくなくなってしまうもったいない本のタイトル、というのがある。最近だと、「人文知は武器になる」という本も、著者の一人である深井サンがしゃべるコンテンツをよく聞いてる身としては、この期に及んで「武器」という、戦争を想起せざるを得ないメタファーはなんなのというのと、古くから誰かが言ったとされている「ペンは剣よりも強し」の格言のシンプルな言い換えでフレーズとしては下位互換、オリジナルに劣っているというのも微妙で、もったいないと思う。俺が。萎えるので。
あと最近、事実婚したアナウンサーのニュースを見て、名前を大切にするという感覚が自分は希薄だなと思った。俺は名字ではなくて下の名前を変えることになるとしても、受け入れる気がする。なんなのか。