まだちょっと息苦しい。ワンピースのアラバスタ編を読み終えた、これはどうやら神マンガだ。12巻でビビが登場して、23巻丸々一杯でアラバスタ編が終わっている(23巻の最後が、例のバツマークの手をみんなが後ろ向きで上げている、リア充陽キャ御用達のクソミームみたいなコマが出てくる)わけだが、1年で5巻進むとして2年以上かかってるわけで、その間にチョッパーが仲間になったりなんかしてるわけだけど、シンプルにマンガがうまくなっててビビる(謎の上から目線)。アラバスタに入ってからの話の立体感はハチャメチャにすごい、結構複雑なステークホルダー同士の思惑の絡み合い、つまりは戦争だが、そのようなことを描きつつ、めちゃくちゃわかりやすくてビビる。地理感、距離感とかもバッチシわかるし。そのような構成力、描写力、説明力のようなものに加えて、びっくりしたのは、バトルがめちゃくちゃおもしろくなっている。ゾロ vs Mr.1も面白いが、やはりルフィ vs クロコダイル。ルフィ vs アーロンやそれ以前に比べてかなり、格段に面白く感じた。絵とコマ割りだけで読ませる箇所が何ページもあり、アクションとしての迫力とスピード感がすごい。まじで、尾田栄一郎すごすぎる。さらに言えばユーモアとキャラクターの魅力がやばい。Mr 2 ボン・クレー、唯一無二だ。確か中学か高校のときにアラバスタ編を読んでいて、なんかダレてきたみたいなことを思っており、この辺から自分はジャンプを毎週購読し始めて、空島→ウォーターセブン→スリラーバーグと、徐々に熱が冷めていったと記憶しているが、40歳手前でワンピースを再読している現在、アラバスタ編が完結したところで今面白さのピークを迎えている。完全に右肩上がりでどんどんおもしろくなっている。空島はあまり面白くなかったという記憶があるが、今読んだらハチャメチャに面白いかもしれない気がしてきたのでこれから楽しみだ。
なんかウェブやブラウザ、エディタ内でフォントがキレイになった気がする。気のせいだろうか。