昨日、心が弱った夜に、主にライムスターと田我流の曲をたくさん聞いて元気をもらったりしている最中に、俺はヒップホップが好きだ、という自認はあるものの、それは主語が大きいかもしれないと思った。ちゃんと聞いたことがあるヒップホップアーティストは、100もないだろう、その中でも、好きと恥ずかしげもなく言えるとなると、だいたいライムスターと田我流ぐらいなものである。一方、ヒップホップアーティストは国内だけで10万はいるだろう(フェルミ推定、過程は省略)、なので、日本語ラップが好きということですら、10万組のうち2組が好きなことだけをもってそういうのは、あまりにも主語がでかい、この場合は目的語か。目的語がでかい。ヒップホップが好きとか、ましてや音楽が好きとか言うのは目的語がでかいという気がしてきてしまった。正確には、田我流、ライムスターなど10アーティストぐらいが好き、である。一方で、もっと好きになれるアーティスト、音楽を積極的ではないが気が向いた時に探しているという自覚はあるので、それをもってして、音楽が好き、探すときの方向性としてヒップホップが好き、と言うことはできるかもな、と、この文章を書きながら気づいたりなど。ヒップホップが好き、は、今あるヒップホップが好きというよりは、まだ見ぬヒップホップが好き、ということで、今あるヒップホップは田我流やライムスター以外はあんまり知らない、というのが正しい。今日はmitaka.rbだった、すぐ帰るつもりが、またしても、いたずらにみんな(2人)に合わせて最後までいてしまった、楽しいからOKという気持ちと、「1時間ぐらいでサクッとと言ってたんだからそろそろ帰りましょう!」と言いだす強い心を持つべきという気持ちと、両方ある。