早起きして10時前に小山駅。兄と老人ホームへ行き、祖母を連れて祖母の妹の家へ。祖母の妹ってなんて呼ぶんだろう、おばさん?おばばさん?俺はせっちゃん、せつこさんと呼んでいる。兄は11時に次の用事へ行き、俺もそれぐらいに行くつもりだったけど、せつこさん夫婦が木曽路を予約しているから、なにも予定ないなら一緒に食べようとのことで、一緒に昼ごはんを食べた。せつこさんは80歳と言っていた。旦那さんもそれぐらいだろうか。せつこさんに最後に会ったのはもう覚えてないぐらい、向こうは本当に「会ったことあるっけ?」と言っていたぐらいなんだけど、せつこさん夫婦、俺、祖母の4人で昼飯を食べた。その後、せつこさんちに戻り、15時までずっと3人の会話をお茶を飲みながら聞いていた。栃木弁もあるし、2割ぐらいしかなんの話してるか分かんないけど面白かった。「あー、あのゴリラみたいな人」「あのブクブク太った人」とか、見た目への言及が容赦なくてその度になんか笑っちゃった。祖母は、前電話したときは「早く老人ホームに入りたい」と言っていたが、今日はずっと「あそこは牢屋みたいなもんだ、あんなところ入るもんじゃない」と言っていた。話を聞く感じ、老人ホームという施設に対して抱くイメージは自分もせつこさんも祖母も、ずいぶんと夢の国のような、幻想を抱いていたようだ、まあ、施設によるんだろうけど。
「アンダーグラウンドから君の指まで遠くはないのさiPhoneの明かりを残してワンルームファンタジー何を食べたとか街の匂いとか全部教えて」俺にはこれは、ウェブの歌に聴こえる。SNSよりはウェブ、ブログって感じ、それは「アンダーグラウンド」という言葉から感じている。「指」ていうのはiPhone以降のウェブにおける、大事な人体器官だ。指が我々の出入り口とも言えよう。
まあ、諸説あるらしい。
帰り、武蔵境に寄ってブックセンター八重洲へ。毎年恒例の料理本大賞を積むために購入。店内ポスターでちょうどブックサンタがはじまっていたのに気づいて、野鳥の図鑑をサンタしてみたら、「お客様が当店1人目のサンタでございます」と言われて謎のブチ上がりをした。「あー、はい、ありがとうございます」とかスカした反応をしてしまったけど、内心は「うっぴょーー1人目!!本当ですか!?やったーー!!」という感じだったので、そういうのを素直に表現できるようになりたい